相続した土地に住宅ローンを組んで建物を建てた場合の財産分与
1 相談の経緯当事務所のご依頼者:妻 夫が離婚調停を申立てましたが調停は不成立で終了し、その後、夫が離婚訴訟を提起してきました。 |
2 受任後の対応
妻から受任後、離婚訴訟に対応しました。
争点の一つが、財産分与に関して、自宅の建物のみの評価額でした。
相手方が、婚姻前に相続によって取得した土地上に、婚姻後、住宅ローンを組んで自宅を建てました。土地は、相手方の特有財産であるため、財産分与の対象となる建物のみ価格が争点になりました。
当事者双方が、建物の評価額を主張しました。
3 結果
和解で解決するのが困難で、判決によって解決した事案です。
建物の評価額も、判決によって判断されました。
4 コメント
建物のみの評価額を算定するのは困難な場合が多いです。
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